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カリブ海で1990年代から発生しているサンゴの大量死は、人間の腸内や排せつ物などに含まれる微生物、 セラチア菌が原因であることを米ジョージア大などの研究チームが確認、17日、米科学アカデミー紀要に発表 した。 この大量死はカリブ海で多く見られるエルクホーン(鹿の角)と呼ばれるサンゴの表面が、白く変色することで 起きる。 96年にフロリダ州で確認された後、カリブ海の広い海域に拡大。 ひどい場所ではこのサンゴの98%が死滅した。 チームのジェームズ・ポーター教授は「下水中に含まれる細菌が、サンゴに悪影響を与えることが確認された のは初めて。鹿児島や沖縄など世界各地のサンゴに同じようなことが起こっていないか、早急に調べる必要 がある」と警告している。 研究チームは、病気のサンゴからさまざまな細菌を分離して培養。 細菌を実際のサンゴに感染させる実験などを行い、病気の原因がセラチア菌であることを突き止めた。 セラチア菌は人間や他の動物の排せつ物中に含まれることが多く、チームは、処理が不十分な下水の 流入が、病気の拡大を招いてるとみている。 2002年6月19日 南日本新聞記事より |